Typora

Typora は、優れた Markdown サポートを提供する、シンプルで構成可能なドキュメントエディタです。このアプリケーションは、エッセイやレポートを作成する必要がある学生や専門家に最適です。Typora を複数ファイルのプロジェクトやウェブサイトの公開に使用するのは難しい場合があります。

Typora は、シンプルな最小限のインターフェースを犠牲にすることなく、さまざまな設定を提供することで際立っています。Markdown の初心者にとって、書式設定オプションのキーボードショートカット、および入力後に Markdown の書式設定構文を隠す直感的なライブエディタは役立つでしょう。

公式ドキュメントについては、Typora の Markdown リファレンス を参照してください。Typora のドキュメントには、このアプリケーションが一般的に GitHub Flavored Markdown (GFM) を使用していることが記載されています。

Typora の Markdown サポート

Typora は、以下の Markdown 要素をサポートしています。

要素	サポート	備考
見出し	はい
段落	はい	デフォルトでは、Return キーを1回押すだけで済みます（2回押す必要はありません）。詳細については、Typora のドキュメント を参照してください。
改行	はい	デフォルトでは、Command-Shift-Return を押す必要があります。詳細については、Typora のドキュメント を参照してください。
太字	はい
斜体	はい
ブロック引用	はい
番号付きリスト	はい
箇条書きリスト	はい
コード	はい
水平線	はい
リンク	はい	コンピュータ上のファイルへのリンクについては、Typora のドキュメント を参照してください。
画像	はい	コンピュータから画像を挿入するには、フォーマット > 画像 のオプションを使用します。
表	はい
囲まれたコードブロック	はい
構文ハイライト	はい	サポートされている言語のリスト を参照してください。
脚注	はい
見出しID	部分的	自動生成されます。たとえば、見出しIDという見出しがある場合、[link](#heading-ids)でリンクできます。カスタムの見出しIDを設定する方法はないようです。2つの同一の見出しがある場合の動作は不明です。
定義リスト	いいえ
取り消し線	はい
タスクリスト	はい
絵文字（コピー＆ペースト）	はい
絵文字（ショートコード）	はい
強調表示	はい	この機能を使用するには、環境設定を開き、Markdown > 構文サポート の設定を有効にします。
下付き文字	はい	この機能を使用するには、環境設定を開き、Markdown > 構文サポート の設定を有効にします。
上付き文字	はい	この機能を使用するには、環境設定を開き、Markdown > 構文サポート の設定を有効にします。
自動URLリンク	はい
自動URLリンクの無効化	はい
HTML	部分的	サポートされているHTML要素については、Typora のドキュメント を参照してください。

テーマ

Typora は、ドキュメントをエクスポートする際に使用できるさまざまな テーマを提供しています。CSS を知っている場合は、これらのテーマをカスタマイズできます。環境設定ウィンドウを開き、外観 > テーマ の設定を確認してください。

厳格モード

Typora は、見出し、番号付きリスト、箇条書きリストの構文制限を適用したいユーザー向けに、厳格モード設定を提供しています。たとえば、箇条書きリストでハイフンのみを使用し、アスタリスクを使用しないように設定できます。これらの設定は、環境設定ウィンドウのMarkdown > 構文設定 で構成します。追加情報については、Typora の ドキュメント を参照してください。

ソースコードモード

表示 > ソースコードモード を選択して、Typora のライブエディタを無効にすることができます。これにより、ライブエディタによって隠されているすべての Markdown の書式設定が表示されます。

エクスポートオプション

Markdown ドキュメントを公開する準備ができたら、ファイル > エクスポート で、Typora はさまざまなエクスポートオプションを提供します。Microsoft Word や LaTeX 形式などの一部のエクスポートオプションには、Pandoc が必要です。

参照

• Typora サポート